バンクーバーの象徴とも言えるバンクーバー美術館。最近では映画撮影も行われたりしていますが、元々1911年にバンクーバーの最高裁判所として建築され、今でも館内には裁判所の名残りの法廷が2ヵ所ほどあります。(こちらは残念ながら一般公開無しだそうです・・・。)
設計者は、イギリス出身のフランシス・ロッテンベリーさん。ロッテンベリーさんは、ビクトリアにある州議事堂を初め、エンプレスホテル等々、数々の建築物を設計していますが、最後は自身の奥さんの恋人(運転手だったそうです)に殺害され生涯を閉じています・・・。(うわぁ~!)
映画撮影にも使われた事のある館内の法廷 →
今回特別に見せてもらったのですが、ここで プライベートパーティなんかの手配も出来るそうです!
ロッテンベリーさんの話はさておき、この歴史ある美術館では、色々な美術品が展示されているわけですが、ギャラリーカフェというカフェテリアも併設されております。ここは地元の人に、とても人気のあるカフェで、特にパティオと呼ばれるお庭での昼食は、お花に囲まれとってもお洒落で贅沢!
前置きが長くなりましたが、このカフェテリアと一流美術品をくっ付けたプログラム、”美術館での朝食”というものに行ってまいりました。
一般公開される時間前に、このお洒落なカフェテリアでゆったりと朝食を取り、そして美術品をじっくり見て歩くという、ものすごく贅沢なプログラムです。美術品見学では、ガイドさんが付いてくれるのですが、
ガイドさんの知識がまた素晴らしいです。(私もちょっと賢くなったかも?!)
現在展示されているのは”Monet to Dali - モネからダリ”。その名の通り、モネ、ピカソ、ダリといった有名画家の絵画やロダンの彫刻等、どのような経緯で美術が発展してきたか、絵画や彫刻の歴史の流れが学べる仕組みになっています。”Monet to Dali” 展は、9月16日まで開催です。
美術に興味が無い人でも、行く価値は十分あります!
いやぁ~、美術って奥深いですねぇ~!!びっくりです。